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2020/07/17 09:26


日本感染症学会より、医療機関向けの熱中症対策の手引きが示されています。

マスクをつけての1時間以上の運動に注意
定期的な換気と、室温調整に気を付ける
血液検査での鑑別項目はない
蒸散冷却法は使用しない
>蒸散冷却法は、ウオーターマットなどを用いて低体温療法を行うことを指します。

という事項が示されています。参考に読み込んでみてください。


ここからは私見ですが、熱中症は、倦怠感、めまい、発熱、異常な口渇という症状が一般的ですが、発熱を伴う場合は新型コロナとの鑑別は難しいです。
熱中症では尿が出るようであれば定性でケトン体をチェックする程度しか客観評価が難しいです。
炎天下でどの程度過ごしたかという一般的な問診等を踏まえて鑑別を進めていく必要がありますので、留意してください。
いずれにしても、夏場の標準予防策の遂行は医療人が室内でも熱中症になりかねません。
体調に異変が生じた際には無理をされないようにお願いします。

感染対策担当 仁科